冠屋市場(読み)かぶりやいちば

日本歴史地名大系 「冠屋市場」の解説

冠屋市場
かぶりやいちば

鎌倉期、留守氏領内にあった市場。五日(いつか)市場と同じく今市(いまいち)辺りの七北田(ななきた)川流域にあったと思われるが未詳。弘安六年(一二八三)一一月一二日留守家政より当市場のうち虚空蔵入道あとの在家一宇が女房真妙に譲られているが(「留守家政譲状」余目文書)、同八年四月二七日には父家広より家政が当市場の在家三宇のうち、「き二郎太郎在家壱宇在脇在家壱宇、十郎在家壱宇きたまち、こさう入道かあとのさいけ壱宇ミなミ」を譲渡され、この在家の役として「吉書のかね一両」を衛門尉に出すようにとある(「留守家広譲状」留守文書)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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