冤凌(読み)えんりょう

精選版 日本国語大辞典 「冤凌」の意味・読み・例文・類語

えん‐りょうヱン‥【冤凌】

  1. 〘 名詞 〙 無実の罪を言い立てて、ひどいめに遭わせること。
    1. [初出の実例]「若我を強依寃陵」(出典江談抄(1111頃)三)

冤凌の補助注記

色葉字類抄」には「寃凌 ベンサウ ベンレウ」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む