凍鶴(読み)いてづる

精選版 日本国語大辞典 「凍鶴」の意味・読み・例文・類語

いて‐づる【凍鶴】

  1. 〘 名詞 〙 寒気の中にじっとたたずんでいる鶴。霜の鶴。霜夜の鶴。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「凍鶴や花紅ゐの室の外〈松浜〉」(出典:新春夏秋冬(1915)〈松根東洋城選〉冬)

凍鶴の補助注記

「をだまき綱目‐下」に、「凍鶴(トウクク)こほりたるつる也」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android