凡筆(読み)ぼんぴつ

精選版 日本国語大辞典 「凡筆」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐ぴつ【凡筆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぼんひつ」とも ) 平凡な書画筆致。何らとりえのない筆運び
    1. [初出の実例]「いかさまにも凡筆(ボンヒツ)とはみへぬ、一休にまがひはあるまい」(出典浮世草子・沖津白波(1702)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む