出て落ち(読み)ててうち

精選版 日本国語大辞典 「出て落ち」の意味・読み・例文・類語

てて‐うち【出落・父打】

  1. 〘 名詞 〙ててうちぐり(出落栗)」の略。
    1. [初出の実例]「おんらがざい所はの。奥山のててうちの、でんぐりでんぐり栗の木の、木の根を枕にころびね」(出典:浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)長者経)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android