デジタル大辞泉 「出で入る」の意味・読み・例文・類語 いで‐い・る【▽出で入る】 [動ラ四]出たり入ったりする。「―・る下人しもびとだになくて、つれづれとながめ給ふ」〈源・蓬生〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「出で入る」の意味・読み・例文・類語 いで‐い・る【出入】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 現われたり消えたりする。[初出の実例]「大熊髪(ほの)かに出入(イデイリ)て即ち失せぬ」(出典:古事記(712)中(兼永本訓))② 出たりはいったりする。[初出の実例]「波の面を出入る鳥はみなそこをおぼつかなくは思はざらなむ」(出典:歌仙本小町集(9C後か))「出でいる車の轅(ながえ)もひまなく見え」(出典:枕草子(10C終)二五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例