デジタル大辞泉 「出で居る」の意味・読み・例文・類語 いで・いる〔いでゐる〕【▽出で居る】 [動ワ上一]1 ある場所に出て座る。「御格子みかうしども上げわたして、人々―・ゐたり」〈源・花宴〉2 開けた場所に出ていって住む。「さる海づらに―・ゐたる、ひがひがしきやうなれど」〈源・若紫〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「出で居る」の意味・読み・例文・類語 いで‐・いる‥ゐる【出居】 〘 自動詞 ワ行上一 〙 外に出てその場所にすわる。また、そこに居る。⇔入り居る。[初出の実例]「石が根の こごしき道を 岩床の 根延へる門を 朝には 出居(いでゐ)て嘆き 夕には 入り居て偲ひ」(出典:万葉集(8C後)一三・三二七四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例