出来損(読み)できそこない

精選版 日本国語大辞典 「出来損」の意味・読み・例文・類語

でき‐そこない‥そこなひ【出来損】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. できあがりが完全でないこと。ふできなこと。また、そのさまやそのもの。できそんじ。
    1. [初出の実例]「暮日やでき損ひの雲の峰」(出典:俳諧・文政句帖‐五年(1822)六月)
  3. 能力などが満足でないものやさまをあざけっていう語。できそこね。〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. [初出の実例]「信光は、海野一族の出来損(デキソコナ)いで」(出典:小説平家(1965‐67)〈花田清輝〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む