精選版 日本国語大辞典 「分け行く」の意味・読み・例文・類語
わけ‐ゆ・く【分行】
- 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 分けて行く。おし分けて進む。
- [初出の実例]「はなのなかめにあくやとてわけゆけば心ぞともにちりぬべらなる〈聖宝〉」(出典:古今和歌集(905‐914)物名・四六八)
- 「草若き萩の枝は秋の色疎けれども分行駒は鹿の毛に見ゆ」(出典:海道記(1223頃)矢矧より豊河)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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