分極性電極(読み)ブンキョクセイデンキョク

化学辞典 第2版 「分極性電極」の解説

分極性電極
ブンキョクセイデンキョク
polarizable electrode

ある電極系に外部より電荷を与えたとき,電極系の電位は与えた電荷の符号に応じて,その静止電極電位より,より卑あるいは貴の電位へと移行する.この場合,単位電気量当たりの電位の変化の大きさを電極系の分極性という.この分極性の大きさに従って電極系を分類し,分極性の比較的大きな電極系を分極性電極といい,分極性の比較的小さな電極系を非分極性電極という.電極系が分極性であるか非分極性であるかは,明確な区別があるわけではなく,便宜上のものである.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む