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電荷 でんか electric charge

7件 の用語解説(電荷の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

電荷
でんか
electric charge

電気現象のもとになる実体で,その量を電気量という。電荷,電気量または電気を同じ意味に用いることもある。電荷を正,負の2種に分類し,それぞれ正電荷,負電荷などという。等量の正電荷と負電荷を合せると電荷のない状態となり,これを電気的に中性であるという。

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デジタル大辞泉の解説

でん‐か【電荷】

物体が帯びている静電気およびその物理量。いろいろな電気現象を起こすもとになるもの。電気量。荷電。

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百科事典マイペディアの解説

電荷【でんか】

荷電とも。電気現象(電気)の根源となる実体。すべての電気現象は電荷の存在とその運動から起こる。導体や半導体に現れる電荷は電子またはイオンにより,誘電体では誘電分極により見かけの電荷が現れる。
→関連項目固体撮像素子静電気

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素粒子事典の解説

電荷

 物質中を進む荷電粒子は、物質の一部を電離させるが、この電離の量は、荷電粒子の速度と電荷に依存する。速度がわかっておれば、電荷は電離量から求めることができる。ここで測定されるのは電荷の絶対値である。符号は、磁場中で進行方向が変わることからフレミング左手の法則を用いて求める。崩壊した粒子の場合は、崩壊後の粒子の電荷の和で、これを求めることができる。

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世界大百科事典 第2版の解説

でんか【電荷 electric charge】

電気とほとんど同義語であるが,個々の物体や粒子などがもつ電気を指すときには電荷ということばを用いる。電気には正負の2種類があるので,電荷の量(電気量)は正負の実数で表され,その単位はクーロン(C)である。導線に1Aの電流が流れるとき,1秒間に通過する電気量が1Cである。
電荷の保存則
 経験によれば,あらゆる物理的,または化学的過程において,それに関与する物体,粒子などの電荷の総和(代数和)は一定に保たれ,過程の前後で増減することはない。

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大辞林 第三版の解説

でんか【電荷】

周囲に電場をつくったり、また運動して磁場をつくったりする、すべての電気現象のもとになるもの。微視的には素粒子のもつ電荷は陽電子の電荷を +e として、0, +e , -e のいずれかである。荷電。電気量。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

電荷
でんか
electric charge

電磁気現象を引き起こす源となる物理的実体で、その電気量は電磁場から受ける作用の大きさおよび発生させる電磁場の強さを規定する物理量で、物質を特徴づける量である。電子の研究によって電荷の素量(電子1個のもつ電気量の絶対値。電気素量eが発見され、その大きさは
  e=1.602×10-19クーロン
である。陽子の電荷は+e、電子の電荷は-eである。現在観測される限り、この素量の整数倍以外の電荷がみいだされたことはない。素粒子の基本構成要素であるクォークの電荷は、素量の2/3、1/3倍であるが、このような分数電荷をもつクォークが単独でみいだされたことはなく、クォークはハドロン内部に閉じ込められていると考えられている。電荷ということばで電気量を表現することもあるが、これについては厳密な保存則が成り立っている。すなわち電荷は自然になくなることも、増えることもない。これを電荷の保存則という。素粒子の世界では荷電粒子の生成消滅があるが、+eの粒子ができれば同時に-eの粒子ができ、電荷の代数和はつねに保存される。電荷が空間の一点に集中しているとき、点電荷という。[小川修三・植松恒夫]

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世界大百科事典内の電荷の言及

【電気】より

…これに対する解答は,1785‐89年にフランスのC.A.deクーロンによって,逆2乗法則として与えられた(クーロンの法則)。これ以後,与えられた電荷の分布から,その周囲に及ぼされる電気力を計算することが大きな課題となった。この方面でとくに大きな成果をあげたのはS.D.ポアソンである。…

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