切り靡ける(読み)きりなびける

精選版 日本国語大辞典 「切り靡ける」の意味・読み・例文・類語

きり‐なび・ける【切靡・斬靡】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]きりなび・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 武力をもって服従させる。うち破る。敗走させる。切りなびかす。
    1. [初出の実例]「頼光が家の四天王四夷八蛮を切なびけ」(出典:浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む