切先(読み)きっさき

精選版 日本国語大辞典 「切先」の意味・読み・例文・類語

きっ‐さき【切先】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きりさき(切先)」の変化した語 )
  2. 刀の刃の最先端刃物先端
    1. [初出の実例]「太刀のきさきを調(そろ)へて」(出典:葉子十行本平家(13C前)一一)
  3. とがった物の先。転じて、相手を責める鋭い言葉をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の切先の言及

【日本刀】より

…まず用語の解説という形で説明していこう(図1,図2参照)。
[形態と種類]
 (1)長さ(刀身の長さをいう) 切先(きつさき)の先端と棟区(むねまち)の間の直線距離のこと。(2)反り(そり) 長さを示す直線から刀の棟への垂直線の最長距離のこと。…

※「切先」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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