切取る(読み)キリトル

精選版 日本国語大辞典 「切取る」の意味・読み・例文・類語

きり‐と・る【切取】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 一部分を切って取る。
    1. [初出の実例]「乃ち、白膠(ぬりて)の木を(キリトリ)て疾(と)く四天王の像(みかた)を作りて」(出典日本書紀(720)崇峻即位前(図書寮本訓))
  3. 武力をつかって領地などを獲得する。征服する。占領する。
    1. [初出の実例]「北の燕の漠北えとりでて八汗応天などの国をきりとったぞ」(出典:玉塵抄(1563)三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む