デジタル大辞泉 「半分」の意味・読み・例文・類語 はん‐ぶん【半分】 1 2分の1の分量・数量。「半分ずつ食べる」「半分に減らす」2 (副詞的にも用いる)かなりの程度までその状態であること。なかばそのつもりであること。「半分は本気だ」「半分眠っている」3 名詞に付いて、なかばその気持ちが含まれていることを表す。「面白半分」「遊び半分」[類語]五分・ハーフ・半ば・半数・半額・半金・半値・四半分 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「半分」の意味・読み・例文・類語 はん‐ぶん【半分】 〘 名詞 〙① ふたつに分けた一方。二分の一。ふたつわけ。なかば。半。[初出の実例]「半分紅兮半分黄」(出典:文華秀麗集(818)下・神泉苑九日落葉篇応製〈巨勢識人〉)[その他の文献]〔白居易‐同夢得酬牛相公初到洛中小飲見贈詩〕② 物事に、ある要素がなかば含まれていること。ある程度そういう状態であること。名詞の下に付けて、「面白半分」「からかい半分」「遊び半分」「冗談半分」などのようにも用いる。[初出の実例]「御道中を見て、半分しんでぞ帰ける」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六)③ =はんぎょく(半玉)〔最新百科社会語辞典(1932)〕 はん‐わけ【半分】 〘 名詞 〙 半分ずつ分けること。半分わけ。やまわけ。[初出の実例]「それ故仕事を半分(ハンワケ)に、しようと云ふも仏性」(出典:人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)初) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例