精選版 日本国語大辞典 「切回」の意味・読み・例文・類語
きり‐まわ・る ‥まはる【切回】
〘他ラ五(四)〙
① 物を切りながらそのまわりを回る。また、物のまわりを切る。
② あちこち切って歩く。また、手当たり次第に切る。
※徒然草(1331頃)八七「『我こそ山だちよ』と言ひて、走りかかりつつきりまはりけるを」
きり‐まわし ‥まはし【切回】
〘名〙 中心となって事を処理すること。また、やりくりすること。きりもり。
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