切回(読み)きりまわし

精選版 日本国語大辞典 「切回」の意味・読み・例文・類語

きり‐まわし‥まはし【切回】

  1. 〘 名詞 〙 中心となって事を処理すること。また、やりくりすること。きりもり。
    1. [初出の実例]「だがね、今切(キ)り廻(マハ)しをしてるなあ、この女ぢゃないんですぜ」(出典小公子(1890‐92)〈若松賤子訳〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む