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小公子 しょうこうし Little Lord Fauntleroy

翻訳|Little Lord Fauntleroy

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小公子
しょうこうし
Little Lord Fauntleroy

アメリカの女流作家フランセス・バーネットの代表作。 1886年刊。アメリカ女性と結婚したため勘当されたイギリス貴族の長男を亡き父にもつセドリックは,ニューヨークから母とともにイギリスの祖父の館に呼び寄せられる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

しょうこうし〔セウコウシ〕【小公子】

《原題Little Lord Fauntleroyバーネットの児童小説。1886年刊。米国生まれの少年セドリックが英国に住む祖父の伯爵に引き取られ、その純真さで祖父の愛をよびさまし、伯爵家を継ぐ。明治23年(1890)から同25年にかけて若松賤子(わかまつしずこ)が翻訳。

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百科事典マイペディアの解説

小公子【しょうこうし】

バーネット作の家庭小説。1886年作。原題は《小フォントルロイ公Little Lord Fauntleroy》。ニューヨークの裏町に育った少年セドリックが,英国にある祖父の老貴族の城に迎えられ,その純真さでかたくなな祖父の心を和らげる
→関連項目若松賤子

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうこうし【小公子 Little Lord Fauntleroy】

アメリカの下町っ子がイギリス貴族の跡取となる一種の世継ぎ出世物語。バーネット夫人Frances Hodgson Burnett(1849‐1924)作(1886)。ニューヨークで靴磨きの少年や雑貨屋の主人を友だちとして育ったセドリック少年は,突然訪れた使者とともに,侯爵家を継ぐフォントルロイとなるべく海を渡ってドリンコート城に赴く。人の愛を解せず,息子の結婚相手も認めないアメリカ嫌いの頑固な侯爵も,純真で,幼いながら公平な視点をもつこの孫と接するうちに,人間らしい感情を取り戻していく。

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大辞林 第三版の解説

しょうこうし【小公子】

児童文学。バーネット作。1886年刊。アメリカ育ちの少年セドリックが、渡英後持ち前の明るさで祖父である頑固な老伯爵と和解し伯領を継ぐ。1890年(明治23)~92年「女学雑誌」に若松賤子が翻訳掲載。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小公子
しょうこうし
Little Lord Fauntleroy

アメリカの作家バーネットが、次男ビビアンモデルにして1885年に書いた子供のための物語。翌年刊行。主人公のセドリックは、アメリカ人と結婚したために勘当された父と早く死別し、ニューヨークの裏街で母と2人で暮らしていたが、頑固なイギリス貴族の祖父ドリンコート侯爵に跡継ぎとして引き取られる。しかし生来の天真爛漫(らんまん)さと優しさで母に対する祖父の誤解を解き、母を呼び寄せることができる。セドリックは思いやりある、かわいらしい理想的な子供として描かれている。アメリカでは出版されると同時にたいへんな評判となった。日本でも原作初版の4年後(1890)に、若松賤子(しずこ)が『女学雑誌』に翻訳の掲載を始め、その正確で巧みな翻訳により多数の読者を得、今日に至るまで、その人気のほどは変わっていない。[掛川恭子]
『吉田甲子太郎訳『小公子』(岩波少年文庫)』

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世界大百科事典内の小公子の言及

【若松賤子】より

…89年明治女学校の巌本善治と結婚して母校の教師をやめたが,病気がちの暇をぬすんで《女学雑誌》に創作や翻訳,またキリスト教精神による教育的随筆を数多く発表。翻案小説《忘れ形見》(1890),テニソンの物語詩の翻訳《イナック・アーデン物語》(1890),90年から92年には《小公子》(バーネット原作)の翻訳など,いずれも子供の姿態を清新な口語体でとらえ,彼女の仕事の頂点を示している。94年から《日本の伝道新報》婦人欄を担当し,英文での日本紹介に努めた。…

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