切屠(読み)きりはふる

精選版 日本国語大辞典 「切屠」の意味・読み・例文・類語

きり‐はふ・る【切屠】

〘他ラ四〙 =きりほふる(切屠)
古事記(712)中「亦、其の軍士を斬波布理(きりハフリ)き。故、其地を号けて波布理曾能と謂ふ」

きり‐ほふ・る【切屠】

〘他ラ四〙 体などを切りさいなむ。ずたずたに切る。また、切り殺す。きりはふる。
史記抄(1477)一二「市屠は屠(ほふり)と云は馬牛をきりほふるものぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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