切浄瑠璃(読み)きりじょうるり

精選版 日本国語大辞典 「切浄瑠璃」の意味・読み・例文・類語

きり‐じょうるり‥ジャウルリ【切浄瑠璃】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 浄瑠璃、建浄瑠璃に対し、それに添えて出す短編の浄瑠璃。主として世話物。「曾根崎心中」は「日本王代記」の切浄瑠璃として上演された。きり。
  3. 歌舞伎で、二番目世話物の次につけた最終に上演する所作事浄瑠璃。大切浄瑠璃

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android