切畑(読み)きりはた

精選版 日本国語大辞典 「切畑」の意味・読み・例文・類語

きり‐はた【切畑】

  1. 〘 名詞 〙 山の斜面などを切り開いてつくった畑。また、山の斜面などを焼いて、その跡を開墾した畑をもいう。切替畑(きりかえはた)焼畑。きりばたけ。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「切畑之儀は〈略〉嶮岨岩壁に自然と竹木萱草等生立候を七八年十ケ年廻りにも剪干置焼候而」(出典:土貢管見録(近世農政語彙集所収)(1831)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android