切畑(読み)きりはた

精選版 日本国語大辞典 「切畑」の意味・読み・例文・類語

きり‐はた【切畑】

  1. 〘 名詞 〙 山の斜面などを切り開いてつくった畑。また、山の斜面などを焼いて、その跡を開墾した畑をもいう。切替畑(きりかえはた)焼畑。きりばたけ。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「切畑之儀は〈略〉嶮岨岩壁に自然と竹木萱草等生立候を七八年十ケ年廻りにも剪干置焼候而」(出典:土貢管見録(近世農政語彙集所収)(1831)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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