刈り菰(読み)カリコモ

デジタル大辞泉 「刈り菰」の意味・読み・例文・類語

かり‐こも【刈り×菰/刈り薦】

刈り取った真菰まこも。また、それで織ったむしろ。
「―の一重を敷きてされども」〈・二五二〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「刈り菰」の意味・読み・例文・類語

かり‐こも【刈菰・刈薦】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後世は「かりごも」とも ) 刈ったこも。また、それで織った敷物。かるこも。
    1. [初出の実例]「刈薦(かりこも)の一重を敷きてさ寝(ぬ)れども君とし寝れば寒けくもなし」(出典万葉集(8C後)一一・二五二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む