最新 地学事典 「初山別鉱」の解説
しょさんべつこう
初山別鉱
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化学組成Ag3Snの鉱物。直方晶系,空間群Pmmn,格子定数a0.5998nm, b0.47736, c0.5154,単位格子中2分子含む。銀白色の金属鉱物,不定形~六方晶癖,モース硬度2.5,脆性,比重11.1,可視光反射率40〜65%。対称性が直方晶系へ低下した六方最密充填構造で, β-Cu3 Ti型Ag3Sn相に該当。北海道初山別川の砂金粒中から見いだされ,ユアンジャン鉱,自然鉛,留萌鉱とともに球状の集合体をなす。名称は発見地に由来する。海外の砂白金鉱床において先に存在が知られていたが,新鉱物としての記載は日本が初。
執筆者:浜根 大輔
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

