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脆性 ゼイセイ

デジタル大辞泉の解説

ぜい‐せい【×脆性】

物体が外力を受けたときに、あまり変形しないうちに破壊する性質。もろさ

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岩石学辞典の解説

脆性

応力が加わった場合に,塑性変形を伴わずに,割れ目の急速な進展によって永久歪を生じないうちに破壊するか,生じてもごく小さいうちに破壊する性質.延性(ductile)に対する現象で,同じ物体でも低温であるほど,また応力が衝撃的であるほど,また各種の欠陥構造があるほど,脆性破壊が現れやすい.近年,無機工業材料には内部に添加したZrO2などの相転移を利用して脆性破壊を防ぐ物質が作られている.

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大辞林 第三版の解説

ぜいせい【脆性】

物体が外力による変形を起こさないうちに、またはわずかに変形しただけで破壊されてしまう性質。もろさ。 → 延性

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図書館情報学用語辞典の解説

脆性

「ぜいせい」と読む.資料の物理的な材質面でのもろさ.具体的には,紙,フィルムテープ),磁気ディスクといった素材の質の悪さや欠陥であり,年月や環境(温度や湿度など)に基づく劣化や破損を引き起こす.

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世界大百科事典内の脆性の言及

【延性】より

… 延性とは逆に金属材料などの物体がほとんどあるいはまったく塑性変形しないで破壊した場合には〈もろい〉という。この性質に対する言葉として脆性(ぜいせい)brittleness(もろさ)が用いられる。脆性は,前述のような伸び率,断面収縮率だけでは不十分なので,衝撃試験により他の材料と比較測定される。…

【塑性】より

…いくつかの段階の硬化過程を経て,最後には破壊が起きるが,このように所要の形に変形をさせた後,その形がそのまま残るのは実用上非常に重要な性質であり,この固体の塑性を利用した加工法を塑性加工という。なお,塑性に対し,外力を加えたとき永久変形をあまり生じないうちに破壊してしまうような性質は,脆性(ぜいせい),またはもろさと呼ばれる。
[塑性変形の機構]
 微視的に見ると,塑性変形は決して一様には起きない。…

※「脆性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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