初晶域(読み)しょしょういき(その他表記)primary phase region(range, area)

岩石学辞典 「初晶域」の解説

初晶域

多成分系の相図に現われる種々の初晶(primary phase)のうち,ある一つ結晶種が最初に生じる溶液の組成範囲を,その結晶の初晶域という[片山ほか : 1970].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android