初花染め(読み)ハツハナゾメ

デジタル大辞泉 「初花染め」の意味・読み・例文・類語

はつはな‐ぞめ【初花染め】

ベニバナ初花で染めること。また、その染めたもの。
「くれなゐの―の色深く思ひし心我忘れめや」〈古今・恋四〉

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精選版 日本国語大辞典 「初花染め」の意味・読み・例文・類語

はつはな‐ぞめ【初花染】

  1. 〘 名詞 〙 紅花(べにばな)の初花で染めること。また、その染めたもの。
    1. [初出の実例]「紅のはつ花ぞめの色ふかく思ひしこころわれわすれめや〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋四・七二三)

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