精選版 日本国語大辞典 「初雁の」の意味・読み・例文・類語
はつかり‐の【初雁の】
枕
① 同音の繰り返しで、「はつかに」にかかる。
② 雁が鳴きながら渡ってくるところから、「泣き渡る」にかかる。
※古今(905‐914)恋四・七三五「思ひ出でて恋しき時ははつかりのなきて渡ると人知るらめや〈大伴黒主〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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