別丁(読み)ベッチョウ

デジタル大辞泉 「別丁」の意味・読み・例文・類語

べっ‐ちょう〔‐チヤウ〕【別丁】

書籍・雑誌で、本文とは別に貼り込んだり綴じ込んだりする印刷物口絵・扉・挿し込み図版など。用紙・印刷を別にすることが多い。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「別丁」の意味・読み・例文・類語

べっ‐ちょう‥チャウ【別丁】

  1. 〘 名詞 〙 書籍などで、本文とは別に挿入される別刷物の総称。口絵・中扉・図版物などで、紙質・印刷などを本文と別にすることが多い。〔造本と印刷(1948)〕

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世界大百科事典(旧版)内の別丁の言及

【製本】より

…予備が十分でなく,注文部数に不足を生じ,わずかばかりの追加部数のために,あらたに刷り足す場合もある。
[1部抜き]
 刷本を受け取ったら,1枚ずつ抜き取り,1冊分にまとめあげ,ページの順や別丁などの入れ方にまちがいがないかどうかをたしかめたうえ,注文主の検閲をうける。また,本文用紙,板紙,クロスなど印刷・製本材料の種類がきまると同時に,これらの材料を用いて,つか(厚さ)見本をつくる場合もある。…

※「別丁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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