別子(読み)べつし

普及版 字通 「別子」の読み・字形・画数・意味

【別子】べつし

諸侯嫡男・嗣子以外の子。〔礼記、大伝〕別子をと爲し、別に繼ぐを宗と爲す。

字通「別」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

世界大百科事典(旧版)内の別子の言及

【宗法】より

…その際,嫡長子が父祖の地位を引き継ぐのであるが,嫡長子以外の子が一家をたて,どのように一族を統制するかが《礼記(らいき)》喪服小記に記された宗法の根本である。諸侯の嫡長子以外の子は〈別子〉といい,身分は侯より一段下の〈大夫〉となりみずから家を興す。父と身分を異にすることから父を祭ることはできず,したがって始祖となるわけである。…

※「別子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む