利国監(読み)りこくかん(その他表記)Li-guo-jian; Li-kuo-chien

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「利国監」の意味・わかりやすい解説

利国監
りこくかん
Li-guo-jian; Li-kuo-chien

中国,宋代に設けられた製鉄を司る役所。前漢の元封1 (前 110) 年桑弘羊 (そうくよう) の進言によって,沛 (はい) 県に鉄官を設けたのが始りといわれ,以後この地は産鉄地として有名となり,北宋太宗の太平興国4 (979) 年初めて利国監が設けられた。現在の江蘇省銅山県の東北盤馬山の麓にあたる。代には鎮がおかれ,清代には駅がおかれた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む