利国監(読み)りこくかん(その他表記)Li-guo-jian; Li-kuo-chien

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「利国監」の意味・わかりやすい解説

利国監
りこくかん
Li-guo-jian; Li-kuo-chien

中国,宋代に設けられた製鉄を司る役所。前漢の元封1 (前 110) 年桑弘羊 (そうくよう) の進言によって,沛 (はい) 県に鉄官を設けたのが始りといわれ,以後この地は産鉄地として有名となり,北宋太宗の太平興国4 (979) 年初めて利国監が設けられた。現在の江蘇省銅山県の東北盤馬山の麓にあたる。代には鎮がおかれ,清代には駅がおかれた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む