利食(読み)りぐい

精選版 日本国語大辞典 「利食」の意味・読み・例文・類語

り‐ぐい‥ぐひ【利食】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 利息がかかること。利息が重なり増すこと。
    1. [初出の実例]「われらが僅かの商いの、元手も利くひの月おどる、どぢゃう汁の習礼代、取切間はどこまでも付まつはる」(出典:浄瑠璃・心中二枚絵草紙(1706頃)中)
  3. 取引市場で、買った株が値上がりした時に売り、また、空売(からうり)した株が値下がりしたときに買い戻し、その差額を利益金として受けとること。〔朝野新聞‐明治二五年(1892)二月一七日〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android