精選版 日本国語大辞典 「利食」の意味・読み・例文・類語 り‐ぐい‥ぐひ【利食】 〘 名詞 〙① 利息がかかること。利息が重なり増すこと。[初出の実例]「われらが僅かの商いの、元手も利くひの月おどる、どぢゃう汁の習礼代、取切間はどこまでも付まつはる」(出典:浄瑠璃・心中二枚絵草紙(1706頃)中)② 取引市場で、買った株が値上がりした時に売り、また、空売(からうり)した株が値下がりしたときに買い戻し、その差額を利益金として受けとること。〔朝野新聞‐明治二五年(1892)二月一七日〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例