刺鯖(読み)さしさば

精選版 日本国語大辞典 「刺鯖」の意味・読み・例文・類語

さし‐さば【刺鯖】

  1. 〘 名詞 〙 鯖の背を開いて塩漬けにし、二枚重ねたものを一刺とした乾物江戸時代、七月一五日に、両親の寿を祝う生身魂(いきみたま)の式の膳に、蓮の葉に包んで供したり、盆の贈答品に用いたりした。生鯖のように食当たりすることもなく、美味とされた。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「鱗(うろくず)も成仏するのをしへにて、実蓮(はす)の葉にのするさしさば〈定之〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。寒中(かんちゅう)。《 季語・冬 》[初出の実例]「寒(カン)の中 薬喰 声つかふ 酒作 紅粉(べに) 門垢離(かどごり)」(出典:俳...

寒の内の用語解説を読む