則松郷(読み)のりまつごう

日本歴史地名大系 「則松郷」の解説

則松郷
のりまつごう

現則松一帯に成立していた郷。嘉元四年(一三〇六)六月一二日の昭慶門院領目録(京都大学蔵古文書集)に「則松郷 維継」とみえ、当時維継という人物が領家職を知行していた。室町期には京都北野神社領となり、応仁の乱で押領された庄園の返還を目的に作成された北野社社領目録写(北野神社古文書)に郷名がみえる。「北野社家日記」延徳二年(一四九〇)一二月二九日条によれば、北野社禅予は当郷など応仁の乱によって守護に押領された庄園の返還を訴え、大半は即刻認められたが、当郷だけは待つように指示があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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