コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

尊卑分脈 そんぴぶんみゃく

6件 の用語解説(尊卑分脈の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

尊卑分脈
そんぴぶんみゃく

正称は『新編纂図本朝尊卑分脈系譜雑類要集』。南北朝時代に成立した諸家の系図の集大成洞院 (とういん) 公定編。江戸時代には『諸家大系図』の書名で出版された。公定が編纂してからのちも,洞院満季,その子実煕ら洞院家数代が系図の編纂に関与している。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

そんぴぶんみゃく【尊卑分脈】

南北朝時代の系図。洞院公定(とういんきんさだ)ら洞院家の人々の編。後人の加除訂正のため、異本ごとに巻数・配列が異なる。など諸氏の系図を集大成したもの。諸家大系図。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

尊卑分脈【そんぴぶんみゃく】

源氏・平氏・藤原氏・橘氏など主要な諸氏の系図。10巻。1376年成立。南北朝時代末,洞院公定(とういんきんさだ)〔1340-1399〕の編著で,現存する伝本はさらに後人が加筆したものである。
→関連項目系図田仲荘

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

そんぴぶんみゃく【尊卑分脈】

諸家の系図を集成したもので,姓氏家系を調べるのには欠くことのできない重要な史料である。洞院公定(とういんきみさだ)(1340‐99)著。内題には《新編纂図本朝尊卑分脈系譜雑類要集》とあるが,普通《尊卑分脈》の名で呼ばれ,また《大系図》とも称される。公定以後の書継ぎが多く,全体の体裁も不統一で,その原形や成立の由来は明らかでない。今日伝わる写本には収める氏に出入りがあり,公定の編纂したものが,どのような氏までを含めたものであったかわからないが,後に多くの氏の系図も集められるようになったので,《大系図》の名が生まれたのであろう。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

そんぴぶんみゃく【尊卑分脈】

源・平・藤・橘・菅原などの諸氏の系図。洞院公定著。その後も補訂・転写が行われ、三〇巻本・一四巻本など種々の写本がある。諸系図中、最も信頼されるもの。諸家大系図。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

尊卑分脈
そんぴぶんみゃく

正しくは「編纂本朝(へんさんほんちょう)尊卑分明図」といい、また「諸家大系図」ともいう。南北朝時代に洞院公定(とういんきんさだ)が企画し、猶子(ゆうし)の満季(みつすえ)、その子の実煕(さねひろ)ら洞院家代々の人々が継続編纂した諸家の系図の集大成で、氏によっては室町期の人物まで収められている。源(みなもと)・平(たいら)・橘(たちばな)・藤原その他主要な諸氏系譜を類別にまとめている。室町期を通じて、増補・改訂が行われ、さらにそれらが転写されて、異本が流布するとともに巻の序列もまちまちになった。流布本には、30巻本、20巻本、14巻本など種々ある。系図のなかの個人の履歴に関する注記には、他の史料にみられない史実が記されていることがあり、姓氏家系の研究のみならず、歴史研究のための史料価値も高い。前田家所蔵脇坂(わきざか)本を底本として『新訂増補国史大系』に所収。[新井孝重]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の尊卑分脈の言及

【系図】より

…奈良時代後半から平安時代にかけて,系譜官撰の影響もあり,皇室をはじめ諸家には系図が多く編纂所蔵されていたと考えられる。室町時代にそれら堂上公家,諸道の家,上級武家の系譜を私的に集大成したものが,洞院公定の《尊卑分脈》である。誤りも多いが貴重な史料である。…

※「尊卑分脈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

尊卑分脈の関連キーワード家譜寛永諸家系図伝系図大系図世家家系図系図立て譜牒余録仏師系図《諸家系図纂》

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone