剉剤(読み)ザザイ

デジタル大辞泉 「剉剤」の意味・読み・例文・類語

ざ‐ざい【×剉剤】

生薬を細かく刻んだ剤形。振り出し薬やせんじ薬として用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「剉剤」の意味・読み・例文・類語

ざ‐ざい【剉剤】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 劇毒性のない草の根や木の皮を細かくきざんでつくった薬剤。煎じたりなどして服用する。
  3. ざやく(座薬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android