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座薬/坐薬 ザヤク

百科事典マイペディアの解説

座薬【ざやく】

座剤とも。医療品を,基剤に均等に混和し,円錐形,球形,紡錘形などに成型して,肛門,尿道,腟(ちつ)などに適用する固形の外用剤。基剤としてカカオ脂,ラウリン脂,グリセロゼラチンまたはポリエチレングリコールなどが用いられる。
→関連項目トリコモナス腟炎

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世界大百科事典 第2版の解説

ざやく【座薬 suppository】

現在,薬学では座剤といわれている。通例,医薬品を基剤に均等に混ぜあわせ,一定の形状に成形して,肛門,または腟,尿道に適用する固形の外用剤で,体温によって溶けるか,軟化するか,または分泌液で徐々に溶ける。肛門座剤は直腸に適用し,形状は紡錘形または円錐形で,重さは1~3g,長さは3~4cmである。肛門座剤は痔疾患に局所作用を目的として使用されていたが,近年全身作用を目的とする座剤も数多くある。局所作用の座剤は,主として,緩和,収斂(しゆうれん),局所麻酔,殺菌などを目的とする座剤である。

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