前掻(読み)まえがき

精選版 日本国語大辞典 「前掻」の意味・読み・例文・類語

まえ‐がきまへ‥【前掻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 先の曲がった鑿(のみ)。かぶらえり。〔随筆松屋筆記(1818‐45頃)〕
  3. ( ━する ) 馬などが前あしで地面をかくこと。あがき。
    1. [初出の実例]「かのおにかげが、いつもの人まくさを、いるるとこころへ、まへかきし、はなあらしなど、ふひたるは、なるいかづちのごとくなり」(出典:説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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