前箱田村(読み)まえはこだむら

日本歴史地名大系 「前箱田村」の解説

前箱田村
まえはこだむら

[現在地名]前橋市前箱田町

北と東は箱田村、南は稲荷新田とうかしんでん村、西は新保田中しんぼたなか(現高崎市)。「郡村誌」によれば、元禄一〇年(一六九七)箱田村より分村したという。正徳年間(一七一一―一六)の植野堰最初掘立御普請書(武井文書)によれば「御料所分」とあり、幕府領で、高一三〇石が植野うえの堰の用水を受けている。明和元年(一七六四)の所領并御城付道具明細書上(「無銘書」所収)では高崎藩領で、高一三〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android