前車の轍(読み)ぜんしゃのてつ

精選版 日本国語大辞典 「前車の轍」の意味・読み・例文・類語

ぜんしゃ【前車】 の 轍(てつ)

  1. 前に行った車のくつがえったわだちの跡。転じて、前の人の失敗。また、あとの人の戒めとなるような物事
    1. [初出の実例]「前車の轍(テツ)をみることはまことに有りがたき習ひなりけんかし」(出典神皇正統記(1339‐43)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む