前鑑(読み)ぜんかん

精選版 日本国語大辞典 「前鑑」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐かん【前鑑・前鑒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鑑」はかんがみる意 ) 前人の残した手本。また、前人の経験したことをみて自らをいましめること。後鑑(こうかん)に対していう語。
    1. [初出の実例]「凡不信之輩非常夭命。前鑒已近」(出典:古事談(1212‐15頃)二)
    2. [その他の文献]〔申鑒‐政体〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android