前鑑(読み)ぜんかん

精選版 日本国語大辞典 「前鑑」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐かん【前鑑・前鑒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鑑」はかんがみる意 ) 前人の残した手本。また、前人の経験したことをみて自らをいましめること。後鑑(こうかん)に対していう語。
    1. [初出の実例]「凡不信之輩非常夭命。前鑒已近」(出典:古事談(1212‐15頃)二)
    2. [その他の文献]〔申鑒‐政体〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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