こうかん

普及版 字通 「こうかん」の読み・字形・画数・意味

】こう(かう)かん

あな。〔後漢書伝〕臣、年四十六、一身~死して餘榮り。~(叔父衛尉)質、聞するにばず(事件と無関係)、而して老白首、さまに引(いんたい)せらる。臣に隨つて摧沒し、びにに入る。(ゑん)、に痛まし。

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】こう(かう)かん

怒り叫ぶ。漢・班固〔賓の戯れしに答ふ〕曩(むかし)王塗穢(ぶわい)となり、其の馭(ぎよ)を失ふ。侯伯軌を方(なら)べ、戰國(ほしいまま)に(は)す。是(ここ)に於て七雄し、夏を裂し、のごとく戰ひ、虎のごとく爭ひ、游の徒~竝びる。

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訐】こう(かう)かん

人の悪をあばきたてる。〔唐書、牛僧孺伝〕工(たく)みにを屬(つく)り、士に第す。元和の初、賢良方正對策を以て、李宗閔・皇甫(とも)に第一となる。失を條指し、其の言、訐にして、宰相をもけず。宰相怒り、~(考官)皆去(たくきよ)せらる。

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款】こうかん(くわん)

まこと。〔晋書、傅咸伝〕を得て言をる、言未だ盡し易からず。(も)し、以て其の款を察するらば、言豈に多に在らんや。

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簡】こうかん

かりそめ。一時的な間に合わせ。〔漢書、仲舒伝〕秦、其の後を繼ぎ、獨り改むること能はず。~其の心、盡(ことごと)く先を滅ぼし、(もつぱ)ら自らを恣(ほしいまま)にするの治を爲さんと欲す。

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函】こう(かう)かん

山と函谷関。漢・張衡西京の賦〕左に函の重なれる險、桃林の塞り。

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悍】こうかん

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汗】こうかん

水が長く流れるさま。

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檻】こうかん

おりに入れる。

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喚】こうかん

叫喚する。

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旱】こうかん

ひでり。

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間】こうかん

世間

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訐】こうかん

剛愎

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館】こうかん

館駅

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環】こうかん

指輪

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瀚】こうかん

浩瀚

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【哮】こうかん

ほえ狂う。

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【浩】こうかん

かがやく。

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【吼】こうかん

さけぶ。

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【洽】こうかん

皆喜ぶ。

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【交】こうかん

交歓

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坎】こうかん

あな。

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【溝】こうかん

谷川

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内のこうかんの言及

【はかり(秤)】より

…てこには力点,重点,支点の関係位置と力のかかる方向により図6に示す3種がある。このうち,はかりのつり合いの視定に用いるものを〈さお〉,目盛のあるさおを目盛ざお,さお,目盛ざお以外のものを単に〈てこ〉,全体としてはこうかんと呼ばれる。こうかんを直列に連結すると(図7)はかりのてこ比は各こうかんのてこ比(図6のFAとFBの長さの比)の積に,同じてこ比のこうかんを並列に連結するとてこ比は変わらず耐荷重性は和となる。…

※「こうかん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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