前門に虎を防ぎ後門に狼を進む(読み)ぜんもんにとらをふせぎこうもんにおおかみをすすむ

精選版 日本国語大辞典 の解説

ぜんもん【前門】 に 虎(とら)を防(ふせ)ぎ後門(こうもん)に狼(おおかみ)を進(すす)

  1. 一つのわざわいをのがれても、さらにまた他のわざわいにあうことのたとえ。前門の虎、後門の狼。一難去ってまた一難。
    1. [初出の実例]「しかれども彼卿は短才浅智にしてこころ驕り、只前門(ゼンモン)に虎(トラ)を防(フセ)きて、後門(コウもん)に狼(オホカミ)の入る事をしらず」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)前)
    2. [その他の文献]〔趙弼‐評史〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む