剥ける(読み)むける

精選版 日本国語大辞典 「剥ける」の意味・読み・例文・類語

む・ける【剥】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]む・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 物の表面をおおっている皮、殻などが破れたりはがれたりして中身が現われる。
    1. [初出の実例]「さて歯ぐきは、皮のむけたるにやあらむとて」(出典:堤中納言物語(11C中‐13C頃)虫めづる姫君)
    2. 「のがれもやらず引上られて渋皮も、むけよむけよと洗はれて」(出典:虎寛本狂言・蛸(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む