剪花翁伝(読み)せんかおうでん

百科事典マイペディア 「剪花翁伝」の意味・わかりやすい解説

剪花翁伝【せんかおうでん】

江戸末期の植物書。南紀の人中山雄平の著書。松川半山画。5巻。1851年(嘉永4年)刊行大坂の剪花翁という人物から植物栽培の秘訣を聞き書きしたもの。切花栽培法を四季に分け,各草木の特色,開花時期,品種などについても記す。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む