副腎皮質機能亢進症

内科学 第10版 「副腎皮質機能亢進症」の解説

副腎皮質機能亢進症(代謝・内分泌疾患に伴う神経障害)

(7)副腎皮質機能亢進症
概念・臨床症状
 副腎腫瘍,副腎過形成,下垂体腺腫などによりコルチゾールが過剰に分泌されている状態.コルチゾール過剰による高血圧,左右対称性・下肢近位筋優位の筋力低下や筋萎縮,精神異常などを認める.
診断
 筋原性酵素は正常,筋電図は筋原性変化または正常.コルチゾール過剰の是正による筋症状の改善.
治療
 腫瘍に対しては外科的摘出術が基本で,メチラポンなどのステロイド合成酵素阻害薬を用いる場合もある.[中里雅光]

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

関連語 概念

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む