割り錏(読み)わりしころ

精選版 日本国語大辞典 「割り錏」の意味・読み・例文・類語

わり‐しころ【割錏・割𩊱】

  1. 〘 名詞 〙 当世兜(とうせいかぶと)の錏(しころ)一種。兜の腰巻(こしまき)三間ないし五間に分割して鋲留(びょうどめ)にした錏。草摺(くさずり)をつけた形状に似るところから下散錏(げさんじころ)ともいう。〔武用弁略(安政再板)(1856)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android