割引料(読み)ワリビキリョウ

デジタル大辞泉 「割引料」の意味・読み・例文・類語

わりびき‐りょう〔‐レウ〕【割引料】

手形割引の際に手形額面金額から差し引かれる金額

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精選版 日本国語大辞典 「割引料」の意味・読み・例文・類語

わりびき‐りょう‥レウ【割引料】

  1. 〘 名詞 〙 手形の支払い期日に授受する金額から、割引日に授受する金額を差し引いた差額。割引日時点から期日までの金利に相当する。〔英和商業新辞彙(1904)〕

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世界大百科事典(旧版)内の割引料の言及

【貸出し】より

…したがって利率も貸出しのなかで最も低い。手形割引の利率を割引料という。手形割引の法律的性質については,手形を担保とした金銭消費貸借とする説と,有価証券である手形の売買とする説の2説があるが,今日では売買説の立場が有力であり,この説にたてば金銭消費貸借契約の借用証書の代りに手形を徴求する手形貸付けとは根本的に性格を異にする。…

【手形割引】より

…金融の一手段として行われる取引形態で,金融機関等が,取引先の所持する支払期日未到来の手形を買い取る取引をいう。支払期日前手形の換価方法として,買取日から支払期日に至るまでの金利相当額(これを割引料という)を手形額面額から差し引く形式をとるところから,手形割引の名称が発生したものである。割引の対象となる手形の種類としては,銀行引受手形,商業手形,荷付為替手形があるが,大部分は商業手形である。…

※「割引料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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