デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「力武常次」の解説 力武常次 りきたけ-つねじ 1921-2004 昭和後期-平成時代の地球物理学者。大正10年3月30日生まれ。昭和38年東大地震研究所教授となり,45年同研究所所長。50年東京工業大教授,56年日大教授。地球磁場成因論で力武モデルを提唱。48年根室沖地震を2ヵ月前に予測。地震予知連絡会副会長をつとめた。平成16年8月22日死去。83歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「地震予知論入門」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の力武常次の言及 【電気伝導度異常】より …したがって,なんらかの原因で二次的な磁場がつくられて,このような現象を生じていると考えざるをえない。日本の力武常次らは,1940年代後半からこのような現象に関する研究にとりかかり,この原因が地球の内部にあることを明らかにした。直接的には,地球内部の電気伝導度分布に不均質があることが原因と考えられ,このような異常は電気伝導度異常と呼ばれるようになった。… ※「力武常次」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by