力立(読み)ちからだて

精選版 日本国語大辞典 「力立」の意味・読み・例文・類語

ちから‐だて【力立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自分腕力強いのを自慢すること。また、それをたのんで争うこと。うでだて。
    1. [初出の実例]「おそれず力だてをしてうでをしするやうなぞ」(出典:玉塵抄(1563)四九)
    2. 「力だてして怪我するな」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)千里が竹)
  3. 自分の力を相手に役立てること。援助すること。また、その人。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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