力覚センサ(読み)ちからかくセンサ(その他表記)force sensor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「力覚センサ」の意味・わかりやすい解説

力覚センサ
ちからかくセンサ
force sensor

ロボットの手首部分における力やモーメントを検出するセンサ。力センサ,6軸センサともいう。力センサの検出原理は,ひずみ検出に基づいている。手首部分に数本のはり板ばねによるひずみやすい構造の部分を作っておき,そこにひずみゲージを6組から8組張る。このセンサは既に実用化されており,力覚信号のフィードバックによる組立作業制御に広く使われている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android