センサ(その他表記)sensor

翻訳|sensor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「センサ」の意味・わかりやすい解説

センサ
sensor

知ろうとする対象の情報を,扱うことのできる信号に変換する素子。具体的には物理量を計測する場合に,その物理量を測定に適した信号に変換する器具の一般名称をいう。人間が視覚,聴覚などによって得られた情報に基づいて行動するように,機械は,機械の感覚器であるセンサにより情報を収集し,収集した物理量を測定可能の信号に変換し,処理を行う。最近の自動機械には,多種類のセンサが用いられている。変換する物理量により,寸法センサ,変位センサ,力センサ,速度センサ,流量センサ,温度センサ,光センサなどに分類される。センサに要求される条件は,高感度,広域動作範囲,目的以外の量に影響されないこと,高速応答,安定な動作,堅固な構造,低価格などである。日常の生活の中で測定の必要度の高い物理量のセンサとしては,温度センサ,光センサ,圧力センサ,ガス,溶液などの組成を調べる化学センサ,磁気センサなどがある。構成する材料の面からセンサを分類すると,物理量の変化による半導体素子の性質の変化を用いる半導体センサ,生体物質を用いるバイオセンサとして,酵素センサ,微生物センサ,免疫センサなどがある。

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普及版 字通 「センサ」の読み・字形・画数・意味

紗】せんさ

うすもの。

字通」の項目を見る


】せんさ

みの。

字通「」の項目を見る


【薦】せんさ

多難。

字通「薦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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